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気ままな人生、きままな旅 | ![]() |
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北アルプス02秋・2/3 |
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室堂の紅葉 |
7時前に起きて空を見上げても、ここからでは山のほうの天気はわかんないです。まぁ、わりといいほうじゃないかな。
ここまで来ても始発の時刻がわからないので、結局7時20分発のケーブルカーです。登ったところの美女平でバスに乗り換えですが、切符は室堂まで通しで定員分しか発行されません。だからみんな並んで待ってるんですね。やっとこのシステムを理解できました。だって、案内も何も無いんだもん。
バスに乗り換え森林地帯の上に出ると、ものすごい紅葉です。ここ数年でいちばんあざやかです。このところ紅葉する前に冬になってしまい、葉が散るか雪に覆われるかだったので、より鮮烈に見えるわけですね。これを見ただけでじゅうぶん満足できるほどでした。
さて、登山口の室堂に到着するころには、もう9時半になっちゃてます。始発が5時前後だったら剣岳日帰りを考えるんですが、そうはさせないところがうまいですね。なんとかどっかに宿泊させようというわけです。
階段を上って室堂ターミナルから外に出ると、寒い。外に出たくないくらい。雄山はちゃんと見えていて雲に隠れる様子は無さそうだし、剣岳もちょこっと顔を出しているので、なんとかやる気を出して歩き始めることにしました。
紅葉のピークだし、まずまずの天気だし、室堂周辺は今朝到着した人と周辺に宿泊していた人とでかなり混んでました。剣山荘、混まないといいなぁ。
ちなみに、室堂周辺の宿泊施設は、一般的な山小屋の料金よりもすっと高いところが多いので、注意しましょう。ま、そのぶん設備はいいですが。
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雄山山頂部 |
じつはこのあたり神社の神域となっているので、山頂に行くには料金が必要です。たったの10メートルほどなんですがね。ただこの日は誰も管理する人はおらず、神社もかんぬきかけて閉まっていたので、無料開放でした。神様も、今期の営業は終わりなんですね。目標には達したんでしょうか。このあたり東北の鳥海山と同じシステムで、信仰の山だということがわかりますね。
さっきまでは、ここでお湯でも沸かしてカップラーメンなんぞを食べようともくろんでたんですが、寒くて冗談じゃないので雨具を着込み、早々に発つことにあいなったわけです。
一旦からだが冷えてしまうと、再び温まるのに大変ですから。井伏鱒二は「寒いってのはひとりぼっちだ」ってなことを山椒魚で書いてますが、寒いってのは恐怖なんですね。
やおら歩き出しても30メートほどしか視界が無いわけです。こういう時は要注意です。草が生えていないところだと踏みあとがはっきりしないので、先が良く見えないときはルートをはずれる可能性が高いんですよね。ルートはずれると文字通り崖っぷちになりますから、落ちるわけですね。どこまで落ちるのかは、わかりません。ただ、かなり死ぬ確率が高いことは確かです。よくある遭難のパターンですから。
1時間ちょい歩いて、やっと剣御前小屋が見えてきました。ここまでくると視界も開け、周囲の状況が良くわかるのでほっとできました。ただ、明日登る剣岳と今降りてきた雄山は、雲から出たり入ったりで、ちょっと不安です。
さすがにこのあたりまで来ると、人は少なくなります。考えてみれば、10月に入ればいつ雪が降ってもおかしくなく、場合によっては下山も面倒になるからなぁ。俺もアイゼン持ってないし。
ま、今日宿泊する剣山荘は下のほうにはっきりと見えているし、あとは下るだけなので気が楽です。今のところはね。
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剣岳と剣山荘 |
右側に剣沢小屋やテント場を見ながら下って行きます。途中目の前の剣岳は、なかなか山頂部を出してくれません。
もしかしたら明日もダメかもしれないし今は時間があるので、いっちょ写真を撮っておこうと思ったんですが、山頂部が出るまで1時間も待たされることになってしまいました。
この写真だと重なっててわかりませんが、剣岳山頂までは3,4回大きなアップダウンを繰り返すので、近くに言える割には時間がかかります。
今日の宿泊者数は、20人ほどでしょうか。この山小屋は谷底にあるため水を得やすいので、夕食を期待したんですが、見事にハズレました。山小屋で豪勢な食事を期待するのがいけないんですが、やっぱ他の小屋と比べてしまうわけです。
あさましいですね。
夜中に激しい雨の音で目が覚めたんですが、今心配してもしょうがないと思い、半分ヤケぎみで再び眠りにつきました。
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