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オーストラリアツーリング記 15 |
ゆっくりと起き、洗濯をした。
昨夜から降り続いていた雨も止んだので、ケアンズ市内をふらつく。
ヒマだから、バンジージャンプをやって、ダイビングのライセンスでも取るか。
夕飯はみんなでカレーを作った。
いよいよダイビングスクールが始まった。色々と戸惑うこともあるけれど、日本人インストラクターもいるし、なんとかなるだろう。
日本人クラスは最初は4人いたけれど、水泳テストで2人脱落してしまった。
最初の2日間は、講義とプール練習で、そのあとボートに乗り2泊3日のグレートバリアリーフでの実技だ。
ボートでダイビングスポットまで行く時ものすごく揺れたが、ポイントに到着してからはちょうどよい揺れだ。
さて、筆記試験は正解率94パーセントで楽勝のうちに終わり、実技試験もスキルの全てを消化して、ライセンスを手にできることとなった。1ヶ月後くらいに実家のほうに送られることだろう。
船上の生活は実に楽しい。こんな小さなボートで宿泊するのは初めてだ。全長20m弱で、たぶん300トンないだろう。
今日はナイトダイブをやった。思ったよりも夜の海中は明るかった。
もし、海中にいても寒くならず、サメの心配もなく、潮に流されたりせず、タバコでも吸えれば、長時間海中で漂っていたい。珊瑚礁を見ることよりも、海中で漂っているほうがずっと気に入った。
だいたい浮力の調整がうまくできないので、珊瑚のうえにどしんとのってしまい、珊瑚を傷つけてしまうのだから。
しかし、やっと楽しくなってきたのに、明日は陸地へ戻らねばならない。
1日で、午前と午後の2回くらいのダイブが、俺のはちょうど良い。
無事にダイビングスクールも終わり、潜ることに余裕が生まれて楽しくなってきた。
陸地には戻ったものの、まだ揺れている気分だし、耳が片方おかしい。いっしょにダイビングしていたドイツ人のクラウスも耳がおかしいと言って、ローズヒップというハーブティーを飲んでいた。少しもらったけど、かなりすごい味だった。
市内の土産物屋でインド産の服や布地を売っていて、それが安くてきれいなので2枚も買ってしまった。
YHには新しい客が何人も到着して、オーストラリアに来る時に飛行機で会った人が着ていた。また、CT110に乗ったふたり組みが、漫才のコンビのようでおもしろい。ダイビング関係のライセンスを10以上も持っている人も着ていて、こちらのダイビング関係の仕事を探しに来たそうだ。
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