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気ままな人生、きままな旅

北海道ツーリング 2003-1

1 2 3 4 ....

新潟 10:30 4:10小樽..10,200円
新潟23:5017:20苫小牧10,200円
大洗18:3013;15苫小牧14,850円
23:5919:45

 料金を考えると新潟から乗船したいところだが、明るいうちに上陸するには10時半の便に乗船しなくちゃならないし、新潟まで走るとなると5,000円くらいは使っちゃいそうだし、高速道路で行けば足が出る。
 大洗18時半出航に乗れば苫小牧には13時過ぎに着けるし、9月からはちょっと料金が下がる。
 ってことで、9月1日大洗16時半のフェリーに決めたのであった。
 それにしても、うまいこと料金設定してやがる。

大洗フェリー乗り場
大洗フェリー乗り場
9月2日 自宅〜大洗フェリーターミナル

 お昼過ぎ、2度目の電話で予約が取れた。ラッキーだった。
 「9月になったから、もう混んでるわきゃ無い」と思ったけど、いちおう電話で予約を入れることにした。そしたらなんと、もう空きが無い。3日先までいっぱい。うそだろ、もう9月だぞ。仕方ないので、ここは一旦電話を切って考えることにした。
 深夜の便なら乗れるらしいけど、夜になってから苫小牧に着かれても困るしねぇ。5000円ほど安い新潟から乗る手もあるけど、そこまで走ったら結局同じ費用になっちまう。どーしよー
 しょーがねー、深夜の便でもいいやってことで、またフェリー会社に電話を入れたら、あっさりと夕方の便の予約が取れてしまった。うまいことキャンセルが出たのかなぁ。
 ま、めでたく予約も取れたことだし、1時過ぎにいそいで出発。当日昼の電話で間に合うところに住んでて、ほんと良かった。
 宿にしてもフェリーにしても、予約するのがキライな性分だと、こういうことが良くある。

 大洗からのフェリーは、9月から旅客料金が1割ほど安くなる。さらにJAF会員証で割引だけど、バイクの料金は関係なく、あくまでも旅客料金のみだ。
 東京からの便が無くなりライバルが減ったためか、このフェリー会社は色々な点で、なんとなく強気な商売をしているように思えてしまう。
 いつものごとく、大型フェリーは揺れないのでちっとも面白くない。島育ちにとっては、立ってられないくらいに揺れてくれないと、船に乗った気分がしないから困る。その上こういったフェリーは、機関室と客室の間に車両スペースがあるので、エンジン音や振動が少なく、ますます船に乗った気分がしない。
 夜甲板に出ると、濃い霧に覆われていた。

ライダーの宿 布部
ライダーの宿 布部
9月3日 苫小牧フェリーターミナル〜富良野

 海はうねりも無く、いたって静か。天気は高曇りで、まあまあってとこか。陸地は見えないが、北上するほど天気は良くなって行くようだ。
 それにしても、海を見ながら入る船のお風呂は、どんな温泉よりも気分がいい。

 ほぼ定刻の1時過ぎに、苫小牧に着岸。晴れていていい天気。気温25度は天国のような過ごしやすさだけど、苫小牧の人は暑いと言っていた。大洗まではTシャツ一枚で走ってきたのに、苫小牧からは長袖を重ねた上にジャケットまで着込んだってーのに。
 まずは門別(もんべつ)を目指す。ここの自動車専用道路は、ただいま暫定無料開放中。北海道には全線開通まで「暫定無料」という有料道路がいくつかあるが、当たり前だ。有料道路もすぐ横を通る一般道も、ガラ空きなんだから。それでも至るところで新規に建設中。
 そう、北海道最大の産業は、漁業でも農業でも観光業でもなく、公共事業なのだ。
 ま、その費用を支払うのは俺の子や孫の世代だからいいかとは思うけど、そのツケがまわりまわって年金が減らされるのかなぁ。

 門別から占冠(しむかっぷ)・日高を経て富良野の盆地に入り、布部(ぬのべ)駅近くの、「ライダーの宿 布部」へ。消防署のまん前でわかりやすい。
 このライダーハウスは民家そのもので、電子レンジまでそろっているわりには低料金で大変良いのだが、長期滞在者の中にいびきのひどいのがいて困った。帰りにも利用しようかと思ってたけど、これでは・・・
 ここのすぐ裏には、かつて採掘していた石綿を運んだ鉄道跡があるそうだ。

趣ある民家
趣ある民家
9月4日 富良野〜美瑛

 朝、にわか雨が降った。短時間で雨はやんだけど、ためらうことなく路面が乾くまで待つことにした。この時間を利用して、何か良い被写体でもないかとうろつく姿は、不審者と思われても何も不思議は無いだろうなぁ。
 もう赤いトタン屋根でレンガの煙突がある民家もかなり減ってしまい、本州の家とたいして変わらない姿になってきている。レンガ作りのサイロも、あまり見かけなくなってしまった。

富良野の畑1
富良野の畑1
 そうこうしているうちに路面が乾いてきたので、このライダーハウスのすぐ近くの十字路を右折して、とりあえず六郷に向かう。「北の国から」の撮影に使用した建物が集められている、観光名所になっているところだが、そのあたりはとばして「フェニックス牧場」のほうへと向かう。こっちのほうが静かで、ずっと景色がいい。
 今日のメインは美瑛(びえい)なので、さっさと移動。期待したほどの空模様ではないけれど、何か絵になるものはないかなぁと時間をかけてうろつくが、けっきょく夕暮れ時間切れでアウト。

ライダーハウス丘
ライダーハウス丘
 けっきょく今日は天候がいまいちってことで明日に期待しつつ、「丘ライダーハウス」へ行く。ここは元じゃがいも倉庫をそのまま利用しているので、風通しが良く寒い。でも、500円という低料金とバイク盗難の心配が無いのが嬉しい。今いちばん注意しなきゃならないことは、事故や違反などではなく盗難なのだ。
 夕飯は、ここで教えてもらった美瑛町立病院正面の「富川食堂」。うわさどおりの巨大なトンカツに感激! 皿に入りきらないぞ。久しぶりのしょっぱいカレーが、何かを思い起こさせてくれるようだった。
 冬用の羽毛寝袋を持ってきて、ほんとに良かった。

哲学の木
哲学の木
9月5日 富良野〜比布

 まずは美瑛駅の案内所で地図をもらい、美瑛をうろつく。ひととおり見てまわった中では、「哲学の木」と、美馬牛(びばうし)小学校と「四季彩の丘」の間から見た景色が良かった。この小学校付近の見晴らしの良い道路わきで、コーヒーを入れてぼんやり景色を眺めていた。土鳩は空気を察したのか、申し訳無さそうに鳴いてくれた。
 国道の向こう側も見てまわりたかったが、時間切れ。もう写真を撮るにはきびしい時刻になってしまったので、移動することにした。次回は、このあたりを数日かけてうろつきたい。
 今日は旭川のライダーハウスに泊まろうと思い、市内を探すがなかなか見つからない。仕方が無いので、駅の案内所で詳細な地図をもらい、やっとたどり着いたと思ったら、なんと今年の営業は終わりにしたと言われてしまった。国道沿いのバイク屋の2階なのだが、窓ガラスも割れていて、そんな雰囲気はあったにはあったのだが・・・ もう暗くなりかけて途方にくれていると、そのバイク屋の人が、比布(ぴっぷ)駅にある、無料のライダーハウスを教えてくれたので、そちらへ行くことにした。

富良野の畑2
富良野の畑2
 旭川から20キロほどで、比布駅に到着。国道沿いに案内板があるので、わかりやすかった。よく北海道の駅で見られる特徴だが、農産物の集積と積み込みのためだろう、レンガを使ったちょっとレトロな倉庫が数棟あった。でも、鉄道が輸送の主役だったのは、もう昔の話になってしまった。ぬかるんだ道を、馬にそりを引かせて、農作物を駅の倉庫まで運んだのも、遠い昔になってしまった。
 旭川で教えてもらったそのライダーハウスは、比布駅のすぐ横にあり、町が公民館をライダーに開放してくれている施設だ。とてもきれいな新しい建物で、外にB.B.Q.場もあるし、駐輪場にはしっかりとした屋根もある。そのうえ、歩いて行ける範囲に食料品店や銭湯があり、雨で連泊することになってもすぐ列車に乗って旭川に行ける、無料なのにとても便利できれいなライダーハウスだ。

美瑛の畑
美瑛の畑
 一服して落ち着いた後同宿者をさそって、10キロほど先にある当麻(とうま)町にある温泉施設「ヘルシーシャトー」に行くことになった。コインシャワーなんて使う気になれないし、近所の銭湯は定休日だったのだ。ライダーハウスを出てすぐの交差点を曲がれば、あとは直線道をひたすらまっすぐ、昨年も行ったので迷うことなく着くき、久しぶりに広々としたお風呂に入ることができた。
 戻る途中、小雨が降り始めた。ライダーハウスは、雨で幕営をあきらめたのか、宿泊者でいっぱいになっていた。板の間で寝ている人も出る始末。女性がいなかったなら隣の部屋も使えたんだけど・・・ これを見ると、ハイシーズンの雨の日には、場所取りをめぐって暴力沙汰が起きても何の不思議も無い。無料ライダーハウスが次々に有料化と連泊制限に踏み切っていくのも、じゅうぶんうなづける。
 その後、ジンカンに誘われてまた食べる。
 雨は降り続いていて、けっこう寒い。

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