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気ままな人生、きままな旅

北海道ツーリング 2003-2

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牧草ロール1
牧草ロール1
9月6日 比布〜猿払

 起きて外に出て、空模様を見る。雨は上がり路面も乾いてて安心した。ゆうべ利用したB.B.Q施設をに目をやると、俺たちがこぼしたジンカンのタレを、一生懸命にふき取っている人が居た。挨拶だけで済ましてしまった。
 今日は8時前に出発。北に行くほど天候は良くなり、士別(しべつ)を過ぎる頃には雲よりも晴れ間のほうが多くなり、グッとあったかくなった。

道道121号線沿いの景色
道道121号線沿いの景色
 幌延(ほろのべ)から道道121号線へ入り、さらに枝道へも踏み込んでいった。ここ宗谷岬付近の内陸部丘陵地帯が、今回のツーリングのメインのひとつなのだ。この道は、ツーリングマップルに紹介されているとおりの高速ワインディングで、交通量が少なく走りやすい上に、景色も抜群に良い。なだらかで大きな牧草地の丘の間を、ゆるく弧を描いた道が縫って行く。まったく観光化されていないので、ゆっくりと堪能することもできる。美瑛や富良野よりも、ずっといいと思う。

宗谷丘陵
宗谷丘陵
 稚内空港の近くで海沿いの国道に合流。宗谷岬はいつもどおりの光景だった。ここは記念写真を撮ったことがあるのなら、素通りしても良い。しかし、最北端のスタンドでガスを入れてしまうところが、ライダーの弱いところ。
 岬から少し道を戻り、宗谷丘陵へと入っていく。期待どおりの景色。これを見れば最北端の碑などどうでも良くなるくらいの、すばらしい景色だ。次回はオフ車で来て、まる1日かけてさらに枝道へと分け入って行きたい。

最北の木造廃船
最北の木造廃船
 景色を満喫した後オホーツク海側に出ると、釣りをしている人がたくさんいた。サケ釣りだそうで、ひとりで何本もの竿を砂浜に立て一晩中釣るので、テントを張っている人もいる。
 いったい何匹釣るつもりなんだろ。アユ釣りなどもそうだが、やたらと数を釣ろうとするところが、釣り人の最もいやらしいところだと思う。バス釣りなども、たとえ釣ったさかなを戻したとしても、これと変わりは無い。

猿払の夕焼け
猿払の夕焼け
 閑散とした、不必要なまでに整備された海沿いの国道を南下し、今度は猿払(さるふつ)あたりで内陸部に紛れ込んでいった。暗くなってしまったのが、残念だ。そしてこのあたりの内陸部も、いつかたっぷり時間を取って再訪したい場所になった。
 ちょい夕日を楽しんだ後、猿払の国道沿いにある、「やませライダーハウス」に到着。その後到着した九州のアメリカーナといっしょに、猿払温泉へ入った。どうやら鉱泉を沸かしているようだけど、意外と良い温泉だった。風呂から上がってから、どんどん熱くなるような、そんな温泉だった。
 夜中、トイレに行くために外に出ると、文字通りの満点の星に圧倒された。久しぶりに、はっきりと天の川が見えた。

やませライダーハウス
やませライダーハウス
9月7日 猿払〜弟子屈

 起きてすぐに外に出て空を見ると、ものすごくいい天気、しかもあったかい。「バイクに乗んなよ」って誘ってるみたい。
 同宿だった九州のアメリカーナといっしょに、海岸に沿って南下を開始。サケトバを食べたくて道の駅に寄ったけど、高くて買う気がしなかった。石狩市のサーモンファクトリー向かいにある、「たんの商店」までがまんか。

道の駅中湧別
道の駅中湧別
 中湧別(なかゆうべつ)から内陸に入って行った。道の駅中湧別で昼食を兼ねて休憩。この道の駅は中湧別駅の敷地を利用しているようで、もう鉄路は無いけれど、駅舎やホームの一部と除雪車や客車が保存されている。前回来た時は、たしかまだ廃線にはなっていなかったと思う。客車の後部には、誇らしげにJNRのマークが入っていた。
 道の駅からなにやら怪しい煙突が2本見えるので、館内の案内所にいたおねぇちゃんに尋ねると、その煙突はレンガ工場のものだけど今は使われていないらしい。廃棄物フリークの俺としては素通りするわけにはいかないので、ちょい見学に行くことにした。

素焼きのパイプ
 くだらない趣味に付き合わせるわけにも行かないので、九州アメリカーナには先に行ってくれるように頼み、ワクワクしながら確かめに行く。工場に着くと、今日は休日のためか閑散としていた。
 現在はレンガではなく、土地の排水用に使うのだろうか、オレンジ色をした素焼きのパイプが整然と積み上げられていた。

美幌峠からの屈斜路湖
 工場見学の後、遠軽(えんがる)からR333で端野(たんの)に出た。ここにも北海道特異の、「暫定無料」と言う、税金の無駄使いの見本のような有料道路くずれがある。たしかに便利で楽に早く到着するけれど、少なくともバイクにとっては、旧道を通ったほうがはるかに楽しい。
 端野からは女満別(めまんべつ)を通り、美幌(びほろ)峠へと向かう教科書どおりのコース。女満別のコンビニには、先行しているはずの九州アメリカーナの、桃/灰スティードが停まっていた。何か食ってるんだろう。
 美幌峠の登りで、覆面パトにとっつかまってるクルマを横目に、注意深く走ってく。休日で、しかも観光名所の近く、警戒が必要である。
 美幌峠からの景色はあいかわらず素晴らしく、屈斜路湖側を眺めても、その反対側に目を移しても、何度見ても飽きない。ただ、以前の峠の様子を知る者たちにとっては、新しくできたここの道の駅は雰囲気にそぐわず不評だ。俺もそう思う。
 しばらくすると、例の九州アメリカーナが登ってきた。なんと、あの覆面パトに捕まったそうだ。次々とクルマに抜かれるままのんびり走ってたら、最後に後ろについたのがパトで、そして捕まったらしい。こういうことをするから、ケーサツはバカにされるのである。

夕暮れの屈斜路湖
 湖面が峠の影に隠れる頃、今夜の宿「ミルクハウス」へと向かう。電話して道順を聞いたけど、ま、良くあることだけど、道を知っている者は知らない者に対してうまく説明できないので、屈斜路湖畔まで行ってしまった。仕方が無いので、電話で聞いた説明は忘れ、みやげ物屋で尋ね直してはじめて自分の予想と一致し、事なきを得る。
 このライダーハウス、正真正銘のログハウスで、内装は無い。かつては店舗として使ってたんだろうけど、今となっては「北の国から」で最初にゴローが建てた木の家のほうが立派である。しかし料金が安いので、文句は無い。ただ、ドライブインのメニューの「ステーキ丼」は、名前のわりには吉野家の牛丼程度の肉だった。スライスベーコン程度の厚みの肉をステーキと表現するのは、詐欺か不当表示、あるいは誇大広告に当たると思う。吉牛のほうが、ずっと良い。
 今夜の同宿者は、結局ここにたどり着いた違反直後の例の九州アメリカーナと、ヒッチハイクのイタリアーナ。このイタリア人、ヒッチはタダだし、温泉はタダだし、ライダーハウスもタダだし、北海道はとても良いと喜んでいた。そうかもしれない。そして、日本各地にライダーハウスがあれば、もっといいとも言っていた。そのとおりである。
 夜の8時頃、付近のセコマに買出しに行った帰り、道路をまたぐ電工表示板を見ると、気温11度と表示されていた。
 冬用の寝袋持ってきて、ほんとーに良かった。

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