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気ままな人生、きままな旅

北海道 2007年初夏・3/6

Last Updated Aug.4.2007
廃車トラック
6月23日 根室〜上湧別(かみゆうべつ)町

 なんと4時に起きてしまった。ほんと漁師は早いいなぁ。夜は明け始めているけど、天気はいまいちなので、もういっかい寝てしまえ。
 再び目が覚めた時には、もう8時を回っていたのだけれど、天候が回復する兆しすら無く、どんよりとした曇り空は俺のやる気を吸い取りながら水平線まで続き、曇り空と灰色の海の空と海の境がわからないほどだ。そんな中失くしてしまったと思っていたレンズキャップが出てきたのは、ラッキーだった。
 ちょっと小耳にはさんだところによると、ここ数年一部地域では漁師の収入が増えているそうだ。なぜかとうと、全体的な漁獲量が減っているので単価は上昇し、後継者不足から「ライバル」が減少したのでひとり当たりの水揚げ量が増えたためだ。その上、中国への輸出も増えているようで。なんと、日本よりも高く売れる海産物がある。

根室半島

 「下見だ」と気を取り直して、ドロドロとクルマを出発させた。ノマカップ岬と原生花園の間の海岸に座礁していた漁船は、すっかり片付けられてしまい、もう痕跡さえ見つけられなかった。これで根室に来る理由のひとつ、北海道に来る目的のひとつが、無くなってしまった。
 もしかしたら、根室半島の本当の魅力は、海岸線や先端の岬では無く、内陸部にあるのかもしれないと感じた。あの細くて幅の無い半島の中は平坦で牧草地が広がっていて、遠くが山にさえぎられることが無いことも相まって、意外なほどの広さと開放感を感じさせてくれる。
 天候が回復する期待も持たせてくれない根室を後にして、北上を開始する。大好きな別海町で給油した後、上西別農免農道を抜けてこの広い根釧台地をさまよう。濃霧の根北峠を超えてオホーツク海側に出ても、雲の切れ間さえ見つけることができずに意気消沈した。
 今度は、ただひたすらにオホーツク海沿いを北上する。浜小清水の駅付近にある土産物屋みたいなスーパーで売られていた、ホタテやシシャモの揚げ物がうまかった。またこの店に来たい気にさせてくれるほどの味だ。そうこうしていると、線路と道路の両方を走れる車両も走ってきた。
 今日は上湧別の道の駅の、チューリップの湯で打ち止め。明日マラソン大会があると言うことで大変な人出なんだけど、駐車場がいっぱいのわりには入浴している人はわずかだった。
 ラジオからは、北見の大断水とミートホープ社の食肉偽装事件が、連日報じられている。毎年お騒がせの、苫小牧。
 災害があっても出勤しない職員に、テキトーな食品会社達。懲りないやつらだ。

遠軽辺りの廃屋
6月24日 上湧別〜稚内市ノシャップ岬

 7時に起きてすぐ出発。生田原(いくたはら)町でうろつき、遠軽の太陽の丘というところに迷い込み、道道137・553号線、R273、道道61・137号線とマニアックなルートで西興部(にしおこっぺ)に出てから、道道60・49・120と走りつないで歌登に出たけど、天気はいまいちで撮影する気にもなれない。
 その後、敏音知(ぴんねしり)温泉に入ってから中頓別のライダーハウスに行ったが、なんと7月1日からだった。いったい何処で天候の回復を待てと言うのか・・・ 敷地内で、雨に打たれながらテントを張っているライダーがいた。この人も、もうオープンしていると思ってやってきたのだろう。
 仕方なく稚内まで行き、今回もノシャップ岬で寝ることに。
 いつになったら晴れるのか。
 ここまで天気が悪いと、帰ってしまおうかとも思う

修理のため揚陸中の漁船
6月25日 稚内

 あきらめ気分で二度寝して7時半に起きたが、やっぱり空はどんより。予報によると、あと数日はこんな天気らしい。
 特に予定も無く、稚内港で時間をつぶしていると、大型の漁船を陸揚げしているところに出くわした。これからメンテでもするのだろう、造船所のウインチでゆっくりと引き上げる間、船員は船の上から心配そうに船底のほうを覗いていた。
 そうこうしているうちに、空は明るさを増して雲に切れ間が出てきた。日本海側に移動してみると、さらに空は青さを増してきた。
 今夜もまた、ノシャップ泊。
 明日はもっと良い日だろう。

宗谷丘陵の風力発電機
6月26日 稚内

 6時半、天気は微妙。
 豊富(とよとみ)の町営牧草地に行ってみたが、雲は多いし利尻も見えなかった。
 仕方なく稚内に戻ってくると、かなり青空が広がっていたので、宗谷丘陵に登って風力発電機を撮影してみたが、ちょっと逆光気味だ。
 この牧草地の所有者は稚内市で、元々は市が経営もしていたのだが、官業がうまくいったためしが無いように、現在は本州の業者が土地を借りて運営している。問題はその賃貸料で、市民から多くの批判が出るほど安いようだ。まったくもって、懲りないヤツらだ。市町村合併のとき、過去のいい加減な行政が経理書類から明るみなることをおそれて、合併を見送る例は多い。
 今夜は今回初めてまともな宿に宿泊することにした。いつもの「サガレン」なのだが、なんと2,000円に値上がりしていた。
 今後も利用するかどうか、と考えなければならない料金になってしまった。

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