気ままな人生、きままな旅

治安 安全対策

 オーストラリアへ行って帰ってくるまでの約半年間、シドニーの空港でヘルメットを盗まれた以外は何も起きませんでした。
 あのヘルメット、東洋人が使うならいいけど、西洋人だと頭の形が違うから合わないと思うんだけど・・・
 バイクツーリングに限らず、常識的な判断、行動をすればいいだけです。

意外な盲点

 夜の繁華街よりも夜の住宅街のほうが危険なことがあります。人目につかないところのほうが、犯罪が起きやすいからです。
 俺もするんだったらそうします。あなたもそうでしょ?
 それから意外なのは、安ホテルよりもキャラバンパーク(キャンプ場)のほうが安全ってこと。 キャラバンパークを利用する人のほとんどは、ある程度お金に余裕がある人たちです。クルマでキャンピングトレーラーを引っ張ってくる人が大半で、トレーラー自体が高いですし、それを牽引するクルマもそれなりのグレードのものが必要だからです。
 でも、用心はおこたらないように。

実際にはどうしたらいいのか

 ズバリ言います。金持って無さそうな格好をすることです。これにつきます。
 自分が泥棒になったつもりで考えれば、わかりますよね。
 ブランド物のバッグやスーツケースもって歩くのは、どうぞ私を狙ってください、と言っているわけで、はっきり言って、愚か者のすることです。
 具体的にどうするかと言うと、気候にもよりますが、Tシャツ、半ズボン、靴下無しのサンダル履きで、できれば腕時計もしないこと。
 お金を支払う時は財布から出すのではなく、ポケットからシワだらけのお札を出しましょう。中国語で話し掛けられたら、合格です(笑)
 クソ暑いのにストッキングをはいている女性、ウエストバッグをしていたりバンダナ巻いている東洋人は、かなりの確率で日本人で、狙われやすくなります。
 もっとも、バイクに乗っている東洋人は間違いなく日本人ですが。

危ないところは、雰囲気でわかる?

 慣れてくると、同じ町の中でも危ないところはなんとなく雰囲気でわかるようになります。ただ、到着したその日では無理なので、2、3日は暗くなる前に宿に戻っていました。

 


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