気ままな人生、きままな旅

オーストラリアの気候と適気

気候

●強い紫外線
 3ヶ月で日本の10年ぶんくらい皮ジャンは色落ちします。
 ジャケット類の色落ち、ジーンズの傷みも早いです。おそらくジーンズは1周持たないのでは。
 ファッショングラスではなく、ちゃんとサングラスと表示されているものを使いましょう。そうでないと、いくら色が濃くても紫外線はカットされません。
 色の濃いレンズだと、影の部分が見えにくくなるので、注意してください。

●乾燥した空気
 日没後に洗濯した手しぼりのジーンズが、翌朝にはカラからに乾いています。
 植物もパリパリに乾いているので火がつきやすいので、火の始末には気を付けましょう。
 草の上には絶対にバイクをとめない事。これでクルマを全焼させた人を知っています。
 同じく、乾燥した草の上にはテントを張らないこと。炊事の火が燃え移ることもあります。

●水分補給について
 乾燥した気候のため汗をかいた気がしないので、水分補給を怠りがちなので注意しましょう。
 人間は呼吸をするだけで、水分が失われていきます。
 のどの渇きを抑えるために、毎朝出発前、まだ水が手に入るうちに、飲めるだけ水を飲んでおきましょう。
 休憩した時には水の他に、オレンジや洋ナシ等果汁の多い果物を食べると、口の中がすっきりするだけではなく、渇きを抑えることができます。

●雨に対する注意

 日本は平坦地が狭く、降った雨はすぐに沢や谷へと流れて行きますが、オーストラリアはやたらと平らなので雨が流れ込む場所が極端に少なく、すぐに溢れ出します。
 見渡す限り晴れて乾燥していても、遠くで降った雨で道が冠水して不通になり、予定が大きく狂うことも珍しくないので、注意が必要です。

ツーリングに適した時期

渡河
 2/6 シドニーから南下、2/11 メルボルン、2/20 アデレード、3/1 エアーズロックへ行った後そこから南へ引き返し、3/5 ポートオーガスタ、3/16〜4/17 パースとまわった後、北上を開始し たところ、レインウエアを着たのはたったの3、4回でした。そのうち2回は台風(ハリケーンと言っていた)です。
 地域にもよりますが、だいたい11月中旬から3月いっぱいが夏ってところかな。ケアンズあたりだと5月でも泳げるけど、メルボルンより南は2月でも寒いです。
 12月上旬あたり、北部から雨季に入りだんだん南下していきます。シドニーあたりだと2月頃から雨が多くなります。
 雨季の間は道路が水没して不通になることがよくあります。
 特に未舗装路はひどく、橋がかかっていない沢がたくさんあって、立ち往生することもあるでしょう。さらに、水を吸った砂漠のダストは粘土のようになってホイールやマッドガードにこびりつき、 やがて動けなくなってしまいます。
 雨が降って数日すると、砂漠の中でもハエが大量発生します。エアーズロックもハエだらけで、前を歩く人の背中はハエで真っ黒でした。

 


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