気ままな人生、きままな旅

北海道 2006年夏・1/12

Last Updated Jly.15.2006

ま え お き

 毎年のように訪れている北海道。
 自分でもよく飽きないものだと思うけど、まだ見ていないとこ、まだ走っていない道はたくさんあった。
 行くたびに、新しい発見があって、また行きたくなってしまう。

尻屋崎灯台
尻屋崎灯台
6月30日 〜福島町(北海道)

 千葉の自宅を出発してからイヤってほど走り、横浜町のいつもの土産物屋で珍味なんぞを買うと、お昼過ぎに尻屋崎に到着した。梅雨の中、幸運にもよい天気に恵まれた。
 本州の端っこのそのまた端っこにあるこの岬は、訪れるのはちょい面倒だけど、いつ来てもいいところだ。これといった産業は無く、不便なだけに観光地化も進まないので、大きく変化することが無い。ずっとこのままであって欲しい。
 今回も観光客はまばらで、適当に写真を撮ってはすぐ去っていくので、とても静かだった。
 電池切れでカメラのシャッターが閉じなくなり、かなりあせった。もしこのメインカメラPENTAX645が動かなければ、修理するために帰宅せねばならないところだった。

尻屋崎台の馬
尻屋崎灯台の馬

 付近一帯には馬が放牧されているので、この岬に行くためにはゲートをくぐらなければならない。早朝や夜間は出入りできないのだ。
 この馬も自由気ままに歩き回り、草を食べたり寝っころがったり、人間を気にすることも無く時間をすごしている。
 運がよければ、こうして馬も見ることができるが、運が悪いと馬など見当たらないか、じゃまなくらいにやたらとたくさんほっつき歩いているかのどちらかだ。
 冬はどうしてるんだろう。

大間崎のマグロのモニュメント
大間崎のマグロのモニュメント

 ところ変わって、フェリーに乗るために大間崎までやってくると、天気が悪くなってしまった。
 岬としての魅力は尻屋崎のほうがずっと上で、北海道へ渡るための通過点でしかないのかもしれない。ただ、ここには立派なスーパーがあるので、時間があるなら必要なものを買っておくとよい。函館では、意外とスーパー探しに手こずる。スーパーがあっても、見慣れないデザインなのでそれとわからずに通過してしまうからだ。
 大間はマグロで有名な町らしく、このように立派なモニュメントがある。このマグロは良くできていて、口にはちゃんと釣り針が引っかかっているのが、マグロには気の毒だけど、面白い。
 マグロ漁、マグロとの闘いをイメージしたのだろうが、もうちょっとマグロへの感謝の気持ちが表現されていても良いと思う。
 もしかしたら、どこかにマグロやそのほかの魚の慰霊塔でもあるのかな。

大間函館間のフェリー
大間函館間のフェリー

 大間〜函館間のいつものフェリー、「ばあゆ」
 以前はもっと小さいフェリーが使われていて、それは出入り口がひとつしかないので、クルマをバックさせて乗船していたが、さすがに今は使われていないようだ。
 なんで青森港ではなく、わざわざここまで来るかと言うと、大間からのフェリーのほうが5,000円前後安いからだ。その上、季節による料金の変動が無いので納得できる。

 16時10分発の便に乗り、2時間弱で北海道に上陸となった。
 すぐさまガソリンを入れる。函館を出ると、特に夜間、5号線沿いではなく日本海沿いに進む場合は、この先給油は難しい。
 和光堂のウエットティッシュも欲しかったのだが、売ってなかったのでネピアのでガマン。
 30kmほど日本海沿いに進むと、初セイコーマート。豚串を期待したのだが・・・・残念。豚串は店内に調理施設がある店舗でないと売っていない。せっかく北海道に上陸したのに、今日は豚串は喰えないかもと一時は覚悟を決めたけど、その先知内(しりうち)町の"セコマ"で無事に入手できた。
 最近では"内地"のセブンイレブンでも豚串が売られているが、あれとはゼンゼン味が違う。
 "はせスト"ブランドの焼き鳥(でも肉は豚)も、うまい。
 "カツゲン"を飲むのを忘れてしまった。この乳酸菌飲料(たぶん)も北海道限定ブランドで、かつて一時期千葉で試験販売されたことはあるが、今では北海道でしか入手できないのだ。通販でも売っていないだろうな。500mlパックで100円だもんなぁ。

 今夜は、福島町の道の駅で眠ることにする。向かいにセコマがるので便利だ。
 ここは、第58代横綱千代の富士の出身地だそうだ。その上、第41代横綱千代の山の出身地でもあり、ふたりの横綱が輩出するのは全国でも例の無いことだそうだ。
 福島町は、全国でも例のない二人の横綱の出身地として知られているそうだ。

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